他の共有者の持分が競売にかけられることも,その場合,競売申立人と交渉します

 Aと不動産を共有するBの債権者が,Bの持分を差し押さえ,競売を申し立てることがあります。

 現在は,持分を購入しようとしている不動産業者もいることから,持分について競売申し立てをして,債権を回収しようとする債権者も増えているようです。

 この場合,持分時価がいくらであるかを前提に,当事務所はAを代理してBの債権者と交渉します。持分価格が500万円,債権額が100万円とします。

 債権額が持分価格以下ですので,当事務所は債権者と100万円を支払うことを申し入れ競売の取り下げを要請します。と同時に,Bに対して,Bの持分5分の1の譲渡を求めます。

 一方,持分時価が500万円,債権額700万円であれば,弁護士法人ウィズは,債権者に500万円を支払うことで,競売の取り下げを要請します。と同時に,Bの持分全部の譲渡を求めます。

 後者の場合,債権者が納得して500万円を受け取り,競売を取り下げてくれればよいですが,債権者が納得してくれないときは,競売が続行します。そうなれば,Aは競売に500万円で参加して持分の競落を目指すことになります。

 そして落札に失敗したときは,「他の共有者が自分の持分を不動産業者に売却した。そのようなときは,弁護士法人ウィズがあなたの代理人として,その業者との交渉を担当」の項を参考にしてください。